獣医療における緩和ケア終末期医療と誤解していませんか?

  • 配信期間
  • 2020年11月2日(月)12:00 〜 2021年3月31日(水)18:00
  • 185人が興味をもっています
このWEBセミナーは2019年11月〜2020年2月に配信した動画の再配信です。
既にご購入いただいた方はご注意ください。

現代の緩和ケアは“動物と飼い主様”に対して“治療と一緒”に始まります

『緩和ケア』という言葉にどのようなイメージをお持ちですか?「治療不可能になってからのもの」と誤解されている方が多いように思います。しかし緩和ケアの定義は「患者と家族に対して」「診断時から始まり死亡後まで続くもの」と時代に応じて変化しています。これは人だけでなく動物にも同じ目的と対応が求められます。
動物の高齢化が叫ばれる昨今、動物だけでなく飼い主様へのストレスや負担も避けられません。獣医療における緩和ケアでは、動物の痛みや苦しみを和らげることはもちろん、飼い主様の心理的・身体的ストレスを和らげ、飼い主様のQOLも改善することが必要です。このWEBセミナーでは、そのために必要な知識やテクニック/意識の持ち方/今後の課題などを、具体的な症例を交えて分かりやすく解説します。

講師の感じる課題

  • 緩和ケアって何するの?という認識の低さ
  • 獣医師にも飼い主様にも《緩和ケア=終末期医療》と誤解されている
  • 動物病院同士や他業種とのネットワークが不十分

この動画で学べること

  • WHOが定めた現代の「緩和ケア」の考え方
  • 診断時から始まる的確なアプローチと多岐に渡るケア内容
  • 飼い主様の負担を軽減するケアの例
講師

川部 美史岐阜大学応用生物科学部共同獣医学科 助教

岐阜大学農学部獣医学科を卒業後、民間の動物病院で10年間勤務。一般診療に携わる中で高齢動物の治療に興味を持つ。大阪府立大学大学院にて学位を取得し、現在は岐阜大学応用生物科学共同獣医学科にて助教を務める。同大学附属動物病院では緩和ケア・軟部外科を中心に診療を行っている。
難易度

基  礎

アドバンス

対象
  • 1年目
  • 3
  • 5
  • 7
  • 9
  • 11
  • 13〜


動画一覧
  • 1

    緩和ケアの正しい知識と現状

    セミナー内容
    1. 獣医療で緩和ケアをするということ
    2. 人医療における緩和ケア
      • 緩和ケアの歴史と定義(WHO,2002)
      • 治療と緩和ケアの関係
      • 緩和ケアは誰が行う?
      • 緩和ケアが必要とされる場面
    3. 獣医療における緩和ケア
      • 獣医師と看護師のコミュニケーション
      • 看護師が感じる困難
    4. オーナーによる認識と期待
      • 緩和ケアに対するイメージ
      • 緩和ケアへの期待/不安/希望
      • 緩和ケアへの不満・クレーム例
      • 獣医療における緩和ケアの実情
    この動画で学べること
    • 緩和ケアは患者だけではなくその家族へのケアも必要
    • 診断時から緩和ケアは始まる
    • 緩和ケアの対象疾患とは?
    • 早期から緩和ケアを行うと生存期間が長くなる?
    • 緩和ケアは専門家だけではなくどこでも誰でも行えるもの
    • 身体的不快症状や精神・心理的問題への対処、入院患者のコンサルト、社会制度利用のサポートなどケア内容は多岐にわたる
    • 獣医療の緩和ケアに不可欠な獣医師と看護師のコミュニケーション
    • チーム医療を実践している動物看護師が感じる困難とは?
    • 飼い主における緩和ケアへの実際のイメージと不満やクレーム
    • 獣医療の緩和ケアにおける理想と現実とのギャップ
    このセミナーは電子版シラバス付きです
  • 2

    緩和ケアへの紹介例

    セミナー内容
    1. 前回のおさらい
    2. 紹介例:積極的にできる治療がない
    3. 紹介例:積極的治療以外にできること
    4. 紹介例:処置を手伝ってほしい
    5. 紹介例:オーナー対応
    6. 紹介例:専門的ケア
    7. おわりに
    この動画で学べること
    • 終末期のケア以外にもある様々なケア症例
    • 何もせず話を聞くだけでもオーナーの満足度は上昇?
    • 家族の「つらさ」と「改善の必要」の4つの決定因子
    • 死の直前まで我々ができることとは?
    • 診断結果が悪い場合のオーナーへのカウンセリング
    • 介護動物へのケアと同時にオーナーへのケアやサービスの提案
    • ケアギバー(介護者)における肉体・心身のストレスについて
    • 多岐に渡るケアに柔軟に対応できる環境整備の必要性
    このセミナーは電子版シラバス付きです