犬と猫で多発する循環器疾患は同じではありません。臨床において、猫では肥大型心筋症に最も多く遭遇しますが、犬では僧帽弁閉鎖不全症や心原性肺水腫が多く見られます。このWEBセミナーでは3つの好発疾患を挙げ、診断をどうのように進めていくのか、おさえておくべきポイントは何か、実際の症例を見ながら、検査所見・鑑別疾患・臨床診断・治療方針の流れに沿って解説していきます。
ヒストリー/鑑別診断リスト/検査のポイント/検査プランとチェックポイント/臨床診断と治療方針
2001年北里大学獣医畜産学部を卒業。小儀動物病院勤務を経て、2005年より北里大学獣医畜産学部小動物第3内科助手および助教に従事。その傍ら2007年に日本獣医循環器学会認定医と2009年に博士(獣医学)を取得。2015年より北里大学獣医学部小動物第2内科准教授、酪農学園大学伴侶動物内科学IIユニット准教授および循環器科診療科長を務める。2020年に大塚駅前どうぶつ病院を開業し現在に至る。 |