循環器ケーススタディ

  • 配信期間
  • 2020年10月26日(月)12:00 〜 2021年4月14日(水)18:00
  • 401人が興味をもっています

実際の症例をみながら診断法を考えてみよう!

犬と猫で多発する循環器疾患は同じではありません。臨床において、猫では肥大型心筋症に最も多く遭遇しますが、犬では僧帽弁閉鎖不全症や心原性肺水腫が多く見られます。このWEBセミナーでは3つの好発疾患を挙げ、診断をどうのように進めていくのか、おさえておくべきポイントは何か、実際の症例を見ながら、検査所見・鑑別疾患・臨床診断・治療方針の流れに沿って解説していきます。

共通解説内容

ヒストリー/鑑別診断リスト/検査のポイント/検査プランとチェックポイント/臨床診断と治療方針

CASE1「心雑音の猫」

▼この動画で学べるポイント

  • 鑑別疾患リストアップと聴診部位から考える簡単な絞り込み方法
  • カラードップラー検査とMモード計測のチェックポイント
  • モザイクパターンを見つけたら?
  • 診断のために必要な検査情報
  • β遮断薬の有効性
  • 再評価における評価基準と検査/治療

CASE2「MVDの重症度評価」

▼この動画で学べるポイント

  • 主訴「心臓がどれくらい悪いのか?」を評価するための検査プラン
  • X線での心陰影が “錯覚”で大きく見えてしまう理由
  • カラードップラー検査で逆流方向を捉えるコツ
  • 心室中隔hyperkinesisを判断するためのチェックポイント
  • 重症度評価のために腹部超音波検査を行う理由
  • 「ステージB1+呼吸器疾患」における治療方針

CASE3「肺水腫を疑う犬」

▼この動画で学べるポイント

  • “苦しくなる”疾患で絞った鑑別診断カテゴリー&リスト
  • “苦しそうに見える”疾患リストとは?
  • セカンドリストへ絞り込む方法と検査プラン
  • 「肺の不透過性+間質パターン」で考えられる様々な肺疾患
  • 検査で様々な異常が発見された時の治療の優先順位
  • 治療後に可能性を残した診断と治療方針
  • CT検査ができない場合のX線VHSと心臓バイオマーカーの必要性
講師

堀泰智大塚駅前どうぶつ病院 心臓メディカルクリニック 院長

2001年北里大学獣医畜産学部を卒業。小儀動物病院勤務を経て、2005年より北里大学獣医畜産学部小動物第3内科助手および助教に従事。その傍ら2007年に日本獣医循環器学会認定医と2009年に博士(獣医学)を取得。2015年より北里大学獣医学部小動物第2内科准教授、酪農学園大学伴侶動物内科学IIユニット准教授および循環器科診療科長を務める。2020年に大塚駅前どうぶつ病院を開業し現在に至る。
難易度

基  礎

アドバンス

対象
  • 2年目
  • 3
  • 5
  • 7
  • 9
  • 11
  • 13〜
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総視聴時間:69分   受講料:有料会員3,600円/無料会員4,500円(有料会員とは?

このセミナーは電子版シラバス付きです