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3人のスペシャリストが伝える神経科診療

配信期間2017年9月8日(金)12:00 〜 2018年1月7日(日)18:00
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神経疾患でも遭遇率の高い症例を多く挙げ、第1回では情報と観察による鑑別診断リストの挙げ方を、第2回では一次診療に必要な診断・治療のテクニックと飼い主様との関係構築を、第3回では画像診断でできることと診断に必要な情報を、各分野のスペシャリストをお招きし解説します。様々な神経症状は動画でわかりやすく、診断方法は教科書にはない専門家ならではの手法を、惜しげなくご披露いただいた全6時間です。ぜひお楽しみください。

  • 個体情報だけで鑑別できる力をどれだけ持てるか
  • 一次診療でのインフォームが丁寧かつ充分でない場合が多い
  • MRI検査での評価のために必要な情報が足りていない
  • 鑑別診断と見た目診断をしっかり身につけよう
  • 神経疾患におけるオーナーとの信頼関係の気づき方
  • MRIでできることと必要なことをしっかり理解する

長谷川大輔

日本獣医生命科学大学獣医学部 准教授

経歴
1999年に日本獣医畜産大学獣医学部獣医学科を卒業し、2003年日本獣医畜産大学大学院獣医学研究科を修了。日本獣医畜産大学獣医放射線学教室助手および講師を経て、2014年より日本獣医生命科学大学臨床獣医学部門治療学分野准教授を務める。
所属
IVETF
獣医神経病学会
日本てんかん学会

松倉克仁

蔵の街動物医療センター院長/獣医学博士

経歴
日本獣医生命科学大学を卒業した後、日本獣医生命科学大学大学院獣医学研究科博士課程を修了。その後、所沢アニマルメディカルセンター、桐原犬猫病院での勤務を経て、現在は蔵の街動物医療センター院長を務める。
所属
日本獣医循環器学会

和田昌絵

株式会社ORM画像診断医/第1種放射線取扱主任者

経歴
1999年日本獣医畜産大学獣医畜産学部獣医学科卒業。動物病院に勤務した後、日本獣医生命科学大学動物医療センター研修医、株式会社キャミックの勤務を経て、現在は株式会社ORM神経病・読影センターに勤務。画像診断を主に、神経疾患の診断・治療の支援、 MRI・CTの機器操作支援等も担当する。
所属
獣医神経病学会
日本獣医がん学会

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神経病患者の診方講師:長谷川大輔

セミナー内容
  1. 来院時に診るべきポイント
  2. 個体情報
     犬or猫/品種/性別/年齢/体重
  3. 観察
     意識/知性・行動/姿勢/歩様/不随意運動/頭部・顔面
  4. 見た目診断をしよう

動画の冒頭3分間を視聴いただけます

このWEBセミナーはハンドアウト付です

▼長谷川先生からひとこと
私が神経科の診療の中で最も大事にしているのは、Hands-off検査ともよばれる「観察」、すなわち第1印象とシグナルメント・病歴・病態の過程といった情報です。前者からは病変部位が、後者からは鑑別診断リストを推定することができます。それにより正確な診断に必要な診断的法を選択することができます。(長谷川大輔)
このセミナーで学べること
  • 教科書にはない専門家による現場での考え方
  • 個体情報のみで鑑別リストを作成する方法
  • 神経系の臨床的区分をおさらいしよう
  • 脳と脊髄における「DAMNIT-V」とは?
  • どれが“てんかん”?動画で見比べよう!
  • 観察で見つけられる臨床的区分毎の臨床兆候
  • 意識レベルのグレードをしっかり理解しよう!
  • 意識的or無意識的プロプリオセプションとは?
  • プロプリオセプションの姿勢異常とプロプリオセプション以外の姿勢異常を理解しよう
  • 跛行/運動失調/不全麻痺、それぞれの違いは?
  • 不随意運動をそれぞれ動画で確認しよう
  • 律動性眼振の中枢性or末梢性、見極め方は?
  • 個体情報&動画で「見た目診断」を訓練しよう

2

一次診療における神経疾患の扱い方講師:松倉克仁

セミナー内容
  1. 漏れのない診断とインフォームのコツ
  2. てんかんの概要
  3. 特発性てんかん症例
    • 特発性てんかん
    • ゾニサミドの調整が必要な症例
    • 難治性の特発性てんかん
    • 焦点性発作
  4. 構造的てんかん症例
    • 脳腫瘍構造的てんかんの対処療法
    • 水頭症
    • 肉芽腫性髄膜脳脊髄炎(巣状型/播種型)
    • 肉芽腫性髄膜脳脊髄炎(眼型)

動画の冒頭3分間を視聴いただけます

このWEBセミナーはハンドアウト付です

▼松倉先生からひとこと
一次診療の現場において神経疾患は難敵です。神経疾患であろうことは認識できても、症状や院内検査だけで確定診断が困難なことも多くあります。今回は一次診療で日常的に遭遇する疾患を例に挙げ、基本に忠実に診断までのプロセスを辿ってみましょう。また、治療開始後に担当医が悩む事案も挙げ、対処法を考えていこうと思います。(松倉克仁)
このセミナーで学べること
  • 一次診療での初診時にしか取れない情報がある
  • 「集めた情報を論理的に組み立てる」とは?
  • 飼い主さんの理解と協力を得るために
  • 発作/痙攣/てんかん/てんかん発作の各定義
  • 特発性てんかん診断は信頼レベルに分け順番に!
  • 実際の症例動画を見てカルテへの書き方をシュミレーションしてみよう
  • てんかんの診断は「除外診断」
  • 神経疾患でコミュニケーション能力が必要な訳
  • MRI検査、治療目標、治療開始の判断・・・それぞれのガイドラインを知ろう
  • ゾニサミドとフェノバルビタールを比較
  • 抗てんかん薬は単剤?多剤併用?
  • 発作に対する飼い主の不安を取り除く助言は?
  • MRI撮像の際にステロイドは休薬すべき?
  • フェノバルビタール長期投与での注意点
  • てんかん発作の診断プロセスを8症例で学ぼう!
  • 公式ガイドラインからはみ出てしまった場合は?

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神経疾患の画像診断の実際講師:和田昌絵

セミナー内容
  1. MRIとCTの比較
  2. MRI読影の基礎
  3. どんな症状をMRIへ?
  4. 症例紹介
    • 発作を起こす疾患(15症例)
    • 前庭障害を起こす疾患(5症例)
    • 四肢麻痺・後肢麻痺を起こす疾患(12症例)
  5. まとめ

動画の冒頭3分間を視聴いただけます

このWEBセミナーはハンドアウト付です

▼和田先生からひとこと
画像検査を行えば、全ての疾患が分かると思われている先生は多いと思います。しかし神経疾患の画像診断に関しては、とりあえず画像だけ撮れば疾患が分かるというものではないとうことを、実際の症例と併せて解説します。(和田昌絵)
このセミナーで学べること
  • MRIを撮る?CTを撮る?メリットとデメリットを知って判断基準を理解しよう
  • 炎症にはMRIを!その理由とは?
  • T1強調画像・T2強調画像・フレアー像の違い
  • 造影剤前後の比較にはT1強調画像を!なぜ?
  • T1・T2強調画像の信号強度別に見られる症状
  • 神経疾患の画像診断のために必要な情報
  • 発作犬における<特発性:構造的>の割合は?
  • 猫の発作が起きたら早めにMRIを!
  • 発作に隠れる背景疾患をしっかり見抜こう
  • ステロイド投与により病変が隠される!?
  • 1回の検査では絞りきれない!理由は?