腹部超音波検査の基礎

  • 配信期間
  • 2020年5月1日(金)12:00 〜 2020年9月7日(月)18:00
  • 415人が興味をもっています

腹部超音波検査の基本をしっかりと身につける!

超音波検査は小動物臨床で必要不可欠な画像診断検査となりました。しかし、超音波検査は腹部全体を一度に画像化できないため、検査したい部位をそれぞれ描出していく必要があります。このWEBセミナーでは、「腹部超音波検査を一通り行えるようになる」ことが目的で、各臓器の描出法と認識を中心に解説し、検査を行う獣医師はもちろん動物や飼い主、保定者にも満足できる検査方法も提案します。また、”実際にあてるときはどんな画像が得られているか”、”この画像を描出しどう判断していくのか”の疑問に対して、実際のデモンストレーションを交えて分かりやすく解説していきます。

講師の感じる課題

  • 超音波検査は練習が必要
  • 症例や状況に応じて「アテカタ」や「ミカタ」が変わること
  • 先入観からくる誤診

この動画で学べること

  • 基本とした腹部超音波検査の流れ
  • 各臓器の「アテカタ」や「ミカタ」
  • 検査をおこなうときの状況に応じたコツ
講師

竹内充彦獣医画像診断サービス 代表

日本大学卒業後、獣医師免許取得。ワシントン州立大学獣医学部獣医学科大学院を修士で卒院。レジデント終了後帰国し、現在は、獣医学画像診断サービスを設立し活動。
難易度

基  礎

アドバンス

対象
  • 1年目
  • 3
  • 5
  • 7
  • 9
  • 11
  • 13〜
動画一覧
  • 1

    基礎/肝臓/胆道系

    セミナー内容
    1. 超音波検査で必要なこと
    2. 肝臓と実症例解説
    3. 胆嚢と実症例解説
    4. 胆管
    5. デモンストレーション
      • 機能と使い方
      • アーチファクト
      • 肝臓
      • 胆嚢
      • 総胆管
    この動画で学べること
    • 描出と認識は超音波検査の二つのポイント
    • 描出の目的に合わせて装置の設定を変更しよう
    • 超音波検査をより良くする6つのポイントは?
    • プローブの角度と向きはどうすればよいのか?
    • 各臓器を見る前にまず理解すべき2つのことは?
    • 肝臓を立体的に見るにはどのように走査していければよいのか?
    • 肝臓検査のポイントは実質変化の観察
    • 胆嚢が見えにくいときにはどのように工夫をすべきか?
    • 嚢状臓器である胆嚢は何を見て、何を確認するのか?
    • 犬の胆管を見えると異常である可能性があるが、猫の場合は?
    このセミナーは電子版シラバス付きです
  • 2

    脾臓/腎臓/膀胱/副腎

    セミナー内容
    1. 脾臓と実症例解説
    2. 腎臓と実症例解説
    3. 膀胱と実症例解説
    4. 副腎と実症例解説
    5. デモンストレーション
      • 脾臓
      • 腎臓
      • 膀胱
      • 副腎
    この動画で学べること
    • 脾臓を探せないときはどうすればよいのか?
    • 左肋間からの脾臓描出時の走査における注意点は?
    • 脾臓の検査画像から確認することは?
    • 構造が複雑な腎臓をどう描出するのか?
    • 腎臓の検査は皮質、髄質、腎盂3つの構造を分けて確認するのが重要
    • 腎臓疾患の状態は腎臓の大きさとの関係が深い
    • 腎臓の皮質と髄質を明確に描出できるかが重要
    • 腎盂拡張に考えられる腎臓の疾患は?
    • 腎結石と腎盂の石灰化はどのように区別するのか?
    • 腎周囲偽嚢胞とは?
    • 膀胱の位置を見つけられない原因は「破裂」「腹水」「尿が未貯留」の3つが考えられる
    • 副腎検査ではまず解剖学的な位置を理解しよう
    このセミナーは電子版シラバス付きです
  • 3

    消化管/膵臓/乳頭部

    セミナー内容
    1. 消化管と実症例解説
    2. 膵臓と実症例解説
    3. 総胆管から大十二指腸乳頭部
    4. デモンストレーション
      • 消化管
      • 膵臓
      • 総胆管・十二指腸・乳頭部
    この動画で学べること
    • 消化管描出におけるプローブ操作の重要なポイントは?
    • 消化管検査で見られる音響陰影(アコースティック・シャドーイング)とは?
    • 消化管検査で見られる多重反射はガスのかたまりを意味する
    • 胃の描出は噴門、胃底、胃体、幽門洞、幽門の流れが大切
    • 胃内の未消化物と胃内異物を見分ける3つのポイントは?
    • 小腸の粘膜像が真っ黒に見えるのは正常
    • 小腸疾患を鑑別するためには小腸内腔の異常な運動を見極めること
    • 空腸の異常な粘膜像はどんな状態でどんな疾患を考えられる?
    • 腹部エコーでは最も難しい膵臓に対してどのように走査すべきか?何を確認するのか?
    • 膵臓では猫は左右葉を、犬は右葉を中心に確認すること
    • 代表的な膵臓症例の画像はそれぞれどんな特徴があるのか?
    このセミナーは電子版シラバス付きです
  • 4

    リンパ節/生殖器/復習

    セミナー内容
    1. リンパ節
    2. 雄の生殖器
    3. 雌の生殖器
    4. デモンストレーション
      • 雄の生殖器
      • 雌の生殖器
      • リンパ節
      • 全身検査の流れ
    この動画で学べること
    • 見つけにくい肝リンパ節の探し方
    • 空腸リンパ節は門脈と全腸間膜動脈を基準にして探すのが基本
    • 膵体部の腹側にある膵十二指腸リンパ節と膵嚢胞はどう鑑別するのか?
    • リンパ節の異常はどのように判断するのか?
    • 前立腺は年齢や去勢有無によって大きさが異なる
    • 前立腺の症例像から過形成、腫瘍、嚢胞、膿瘍を見極めるテクニック
    • 陰睾や潜在睾丸は精巣腫瘍化判断の重要なポイント
    • 妊娠中と出産後の超音波像の見え方
    このセミナーは電子版シラバス付きです