オペ動画で学ぶ「会陰ヘルニア総鞘膜フラップ」
- 配信期間
- 2019年12月1日(日)12:00 〜 2020年11月30日(月)18:00
- 1529人が興味をもっています
手術に至るストーリーから予後までを網羅！
外科のスペシャリスト2名をお招きし、オペ動画だけでなく、手術に至るまでの経緯、術式選択の理由、術式のポイント、さらには術後管理の注意点まで、一連の流れをお送りします。「なぜこの症例にこの術式を用い、どのようにオペをしているのか」を分かりやすい構成でお送りします。
オペ動画は開始から終了までノーカット配信！
この手術映像は、毛刈りの注意点・体位の選択理由の解説から始まり、最初の「毛刈り」から最後の「肛門巾着縫合除去」まで基本的に《ノーカット》でお送りします。市販DVDは保存容量の都合によりダイジェスト版になりがちで「時間の配分が分からない」「実践でのイメージがわかない」「臨場感が伝わらない」などの声が聞かれます。ここではその不満を解消しオペ時間そのままの映像を公開しています。
講師の感じる課題
- 再発予防に固執しすぎるあまり手術侵襲が増加している
- ヘルニア孔閉鎖に必要な最重要点が理解できていない
- 会陰ヘルニア整復術は種類が多いが、術式の使い分けが出来ていない
この動画で学べること
- 会陰ヘルニア手術で着目すべき普遍的注意点
- 総鞘膜フラップアプローチならではのコツ
- 再発予防のためにどの手技に時間を掛けるべきか
講師
田中綾東京農工大学農学部共同獣医学科獣医外科学研究室 教授（小動物外科専門医）
| 1997 | 東京農工大学農学部獣医学科 卒業 |
|---|---|
| 2001 | 岐阜大学連合獣医学研究科獣医学専攻 博士課程修了 |
講師
上村暁子筑波大学生命環境系
| 所属 | 日本獣医麻酔外科学会 |
|---|---|
| 動物臨床医学会 | |
| 日本獣医師会 |
難易度
基 礎
アドバンス
対象
- 3年目
- 5
- 7
- 9
- 11
- 13
- 15〜
動画一覧
-
セミナー内容
- プロフィール
- 術式の選択
- 術式のポイント
- 会陰ヘルニア総鞘膜フラップオペ解説
- 術前準備
- 去勢手術
- 総鞘膜フラップ
- 術後管理の注意点
- 手術にあたっての注意点
この動画で学べること
- 毛刈りの範囲とその理由
- 体位はなぜ仰臥位ではなく側臥位を選択する？
- 肛門に巾着をかける時に皮膚が小さく縫合間隔が幅広くする
- 総鞘膜はどこまで剥離すれば良い？
- 切皮の位置を正確に取る理由は？
- 総鞘膜を陰嚢側から肛門側に牽引するコツと注意点
- 脂肪剥離の目的と注意点は？
- 皮膚側の脂肪剥離しすぎるとどうなる？
- 総鞘膜縫着のコツと注意のポイント
- 総鞘膜は余ったらどうすればよい？
- 患側だけを開いて整復するのがだめ？
1. 術前の準備
- 毛刈り
- 体位保定
- 肛門縫合
- 消毒
- ドレープ固定
- プラスチックドレープ被覆
2. 去勢手術
- 陰嚢切開
- 精巣切離
- 総鞘膜剥離
3. 総鞘膜フラップ
- 切皮
- 脂肪剥離
- ヘルニア孔位置確認
- 総鞘膜の牽引
- 総鞘膜の切開
- 総鞘膜の縫着（肛門括約筋）
- 総鞘膜の縫着（その他の筋肉）
- 皮膚縫合
- 陰嚢縫合
