局所麻酔は効果が無いと思っていませんか?これは局所麻酔された領域が不足していて、鎮痛されていない部位があるからです。神経刺激装置を用いて局所麻酔を行えば、成功率が劇的に高くなるだけでなく、安全性が高くなることも期待できます。四肢や体表の手術はもちろん、開腹手術でも、全身麻酔に局所麻酔を併用することで、術中・術後の圧倒的に優れた鎮痛を実感することができます。そのような麻酔を実現して頂くために、当セミナーでは、局所麻酔にフォーカスを当て、臨床で活かせる内容をお話します。(このWEBセミナーは2018年10月に開催されたセミナーを映像化したものです)
日本大学生物資源科学部獣医学科を卒業後、東京大学大学院農学生命科学研究科獣医学専攻博士課程を終了。2006年より同大学付属動物医療センター教務補佐員/特任教授を務め、2012年に日本動物高度医療センター麻酔科を担当。翌年よりVAS代表に従事しつつ、現在は岐阜大学客員臨床准教授および日本動物麻酔科医協会代表理事を務め、正しい麻酔の知識とテクニックについての普及に努める。 |