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ウサギ症例別攻略セミナー[腫瘍性疾患]

配信期間2017年3月1日(水)12:00 〜 2018年2月28日(水)18:00
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ウサギの高齢化が進むに伴い腫瘍の罹患も増えています。しかしうさぎの腫瘍は良性・悪性・好発するものから稀なものまで含めて、発生する腫瘍の種類はとても限られています。それらをしっかり理解し、鑑別診断で挙げられれば、ほぼすべてにおいて診断・対応は可能なはずです。このWEBセミナーでは「体表の腫瘍」「体腔の腫瘍」と2つの発生部位に分け、それぞれの実症例画像を参考にしながら、特徴や他腫瘍との見極め方、予後の様子まで一次診療で覚えておくべき内容を網羅しています。この機会にぜひマスターして下さい。

  • うさぎの診断に苦手意識を持つ獣医師が多い
  • 飼い主様の発見が遅れるまたは気付かない
  • エビデンスが少ないので初めて出会うケースも・・・
  • うさぎの腫瘍は種類が少なく比較的鑑別し易い
  • 腫瘍疾患は体表5:5体腔。この2つを押さえれば殆ど対応可。
  • 稀な腫瘍疾患があった場合は必ず転移を疑うこと

吉田 宗則

クウ動物病院 院長

経歴
酪農学園大学を卒業し獣医師免許を取得。現在はクウ動物
病院(本院)にて院長を務める。イヌやネコを始め、エキゾ
チックアニマルと呼ばれるウサギやフェレット、プレーリ
ードッグなどの齧歯類、インコやオウム、猛禽類を含む鳥
類、カメ・トカゲ・ヘビなどの爬虫類、カエルなどの両生類
魚類も診療している。
所属
大阪市獣医師会
日本動物病院協会(JAHA)ほか

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腫瘍性疾患&症例紹介 (前半)

セミナー内容
  1. 表皮の腫瘍
    (乳頭腫/扁平上皮癌/毛芽腫/基底細胞癌)
  2. 皮下の腫瘍
    (脂肪腫/軟部組織肉腫/悪性黒色種)

動画の冒頭3分間を視聴いただけます

体表の腫瘍は腫瘍罹患の中で5割を占めるほど多い疾患です。しかし犬猫に比べ毛が豊富で飼い主が毎日触れることはあまりありません。それにより腫瘍の発見に遅れ、大きくなってから来院されることも少なくありません。このWEB動画ではそのようなケースも含め、押さえておくべき体表腫瘍を解説します。
  • 表皮の乳頭腫が特に好発しやすい部位とは?
  • 脱腸の子の多くは炎症性ポリープを持ってる!?
  • うさぎにおける扁平上皮癌は極めて稀な症例
  • うさぎで最も好発する「毛芽腫」について
  • 毛芽腫切除にマージンは必要なのか?
  • 脂肪腫・脂肪肉腫・肉垂の鑑別は非常に難しい!
  • 軟部組織肉腫は徹底的に取る!その理由は?
  • ウサギにおける断脚の合併症と影響について
  • メラノーマ発生率は高く、耳・目・眼瞼・肩に多い

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腫瘍性疾患&症例紹介 (後半)

セミナー内容
  1. 腎臓腫瘍
    (腎細胞癌/腎芽腫/腹腔内腫瘤)
  2. 生殖器腫瘍
    (精巣腫瘍/卵巣腫瘍/子宮腫瘍)
  3. 乳腺腫瘍
  4. 症例紹介

動画の冒頭3分間を視聴いただけます

上記1に引き続き、体腔内の腫瘍について解説します。各臓器によって発生頻度が異なるため、ここではよく見る「腎臓腫瘍」「生殖器腫瘍」を中心に解説します。また、体表の腫瘍と比べ重症なケースや他臓器へ影響を与えるケースも少なくありません。そういった重症度の高い疾患症例も合わせて紹介します。
  • 各臓器における発生頻度と疾患名
  • 腎臓腫瘍の場合に容易に液体を抜くことはオススメしない!その理由は?
  • 肝臓腫瘍は極めて稀。転移を疑い周囲の臓器を必ず確認すべし!
  • 陰嚢ごと切除することも!そのケースとは?
  • 卵巣腫瘍は非常に稀だが多くは嚢胞性疾患
  • 子宮腫瘍の石灰化と胃残留物・脂肪壊死を見極めよう!
  • 腹囲膨満の場合は腹水!?他の可能性を考える
  • 子宮水腫は回復が早いので積極的に手術を!
  • 子宮水腫と子宮血腫の見分け方とは?
  • 骨盤腔内の腫瘍による膀胱・尿道・子宮への圧迫!さあどうする?