一番表面にある一番大きな臓器である皮膚。疾患症状が分かりやすく来院率が高い一方で、再発の繰り返しは誰もが経験していることでしょう。この皮膚疾患の“壁”は、続けば続くほど獣医師も飼い主も苦しみます。これを乗り超えるために大切なのは「ロジカルな診断」。それを学ぶこのWEBセミナーでは、大きく[総論][各論]の2つに分けて進みます。動画1~4の[総論]では、症状や病態の変化から読み取れる情報の整理の仕方、そして検査法・治療法を。動画5~12の[各論]は各疾患の治療法まで解説します。罹患率の多い「皮膚感染症」、長期管理が必要な「アレルギー性皮膚炎」、鑑別の難しい「内分泌性皮膚炎」を徹底的に学びましょう。診断の考え方をしっかり身につければよくみる疾患の多くに対応することができます。この機会にぜひ習得して下さい。
DVMsどうぶつ医療センター横浜二次診療センター皮膚科医長/YOKOHAMA Dermatology for Animals 代表
経歴 | |
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日本獣医畜産大学(現日本獣医生命科学大学)獣医学部 獣医学科卒業後、同家畜病院(現付属動物医療センター) に所属。後に日本大学動物病院、都内皮膚科専門病院 への勤務を経て、2009年にYOKOHAMA Dermatology for Animalsを設立と同時に横浜夜間動物病院(現DVMs どうぶつ医療センター横浜)皮膚科医長に就任し現在に 至る。 |
所属 | |
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日本獣医皮膚科学会 | |
アジア獣医皮膚科学会 | |
ヨーロッパ皮膚科学会 | |
日本皮膚科学会(賛助会員) |
1
セミナー内容 |
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動画の冒頭3分間を視聴いただけます
このWEBセミナーは電子版シラバス付です
なかなか目に見えない皮膚構造ですがどこで何が起こっているのかを理論的に理解することが診断への近道となります。ここでは皮膚の組織構造と正常な状態を把握しましょう。そして病態が来た時に考えなければいけないゴール、鑑別リストの考え方を解説します。 |
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2
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皮膚は複数の疾患が絡み合って症状を形成することが多く、目先の症状で判断すると思わぬ迷路に迷い込んでしまうことがあります。ここではその迷路に踏み入れないためのロジカルな情報整理と皮膚変化から病態を読み取る方法を復習します。 |
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3
セミナー内容 |
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ここでは皮膚科で実施される多くの検査について解説します。皮膚科検査はルーチンワークではありません。検査結果をムダなく診断に活かすには、鑑別疾患を元に目的をしっかりと意識した検査を選択することがポイントです。 |
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4
セミナー内容 |
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薬物療法は皮膚疾患の治療の主体であり、外用療法は病変に直接触ることのできる皮膚疾患にとって理にかなった治療方法です。しかし外用療法が向かない疾患もあります。それらの違いを把握し、目的にあった効率の良い治療法を選択できるようにしましょう。 |
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5
セミナー内容 |
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ここからは各疾患を詳しく解説します。最も外来頻度が高い皮膚感染症。他の疾患の合併症としても関与することが多く、皮膚疾患の治療を成功させるには習得必須の疾患です。まずは中でも多いこの「膿皮症」についてマスターしましょう。 |
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6
セミナー内容 |
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上記5に引き続き感染症の中でも発症の多い「ニキビダニ症」「皮膚糸状菌症」について解説します。特にヒトにも感染する可能性のある皮膚糸状菌症においては、来院時の対応が十分な病院は多くありません。最低限病院・スタッフがすべき対処法をお伝えします。 |
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7
セミナー内容 |
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アレルギー性皮膚炎は慢性そう痒性疾患であり、長期的な管理を必要とすることが多い疾患です。そのためには的確な診断と生涯にわたり痒みと上手に付き合っていくためのロジカルな治療の組み立てが重要です。ここでは抗原が明白な疾患を解説します。 |
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セミナー内容 |
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犬アトピー性皮膚炎は複雑な疾患であり、はっきりとした原因も解明されていない為、最も動物と飼い主を悩ませる皮膚炎です。若齢に発症し長期的管理が必要となるため、QOLを意識した大切です。ここでは疾患解説と共に症例も交えて学習します。 |
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9
セミナー内容 |
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「皮膚は内臓の鏡」と言われ、最も広い面積を持つこの臓器は、全身性疾患の一徴候として皮膚病変を形成することがあります。我々はその変化を見逃さないようにしなければなりません。ここでは代表的な甲状腺機能低下症と性ホルモン失調を解説します。 |
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セミナー内容 |
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上記9に引き続き、ここでは内分泌疾患の一つである「クッシング症候群」について解説します。この疾患は他の内分泌疾患に比べて、比較的特徴的な症状が現れるので鑑別しやすいでしょう。症状から検査・治療と医原性クッシング症候群もしっかり理解します。 |
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セミナー内容 |
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角化症は、疾患自体による直接的な皮疹を生じる疾患としてだけでなく皮膚バリア機能に大きく影響する疾患であり、感染症などの背景疾患としても重要です。また、非常に多く診断の難しいマラセチア皮膚炎も合わせて解説します。 |
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セミナー内容 |
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上記11に引き続き、内分泌疾患以外の脱毛症を解説します。これは多くが緊急性の少ない疾患ですが、飼い主様にとってはとても大きな問題です。ここでは、全身的な脱毛と部分的な脱毛の2パターンを、ベースにある「毛周期」をしっかり理解した上でマスターしていきましょう。 |
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