1から始める整形外科の基礎講座(全10回)
一次診療施設でも知っておくべき整形外科の知識
2016年9月10日 (土) 12:00 〜 2017年3月31日 (金) 18:00
- 講師
- 枝村一弥 日本大学獣医学科獣医外科学研究室 教授 (日本小動物外科専門医)
- 収録時間
- 70分20秒
- 受講料
- 通常価格: 4,200円, 会員価格: 3,300円
(会員価格とは)
- 申込終了まであと
- 申し込み期限終了
内容 |
Webセミナー「1から始める整形外科の基礎講座」 3/10
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※本講義の映像は2016年3月〜6月に開催したセミナー(全3回)を項目ごとに全10回に分割し配信しています
[1] 基本的な診断手順と画像診断
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整形外科疾患を疑う症例が来院したら、問診、視診、触診、整形外科学的検査の順で診断を進めていく。これらの検査で、罹患部位を絞り込むことができたら、次いでX線検査を行うのが一般的である。その診断精度を向上させるためには、撮影体位や診断のポイントを熟知しておく必要がある。最近では、CT検査、MRI検査、超音波検査、関節鏡検査も実施されるようになってきているため、これらの検査の適応や必要性についても概説する。
第1回「整形外科診療における基本的な診断(前肢)」
1. 診断に必要な情報と手順
2. 前肢の診断方法
・診断手順と診断方法
・前肢疾患の特徴
・画像検査方法/所見/読影ポイント
第2回「整形外科診療における基本的な診断(後肢)」
1. 診断に必要な情報と手順
2. 前肢の診断方法
・診断手順と診断方法
・前肢疾患の特徴
・画像検査方法/所見/読影ポイント
[2] 治療法選択と手術以外の治療
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整形外科疾患の治療法を選択する際には、保存療法と外科療法の各々の適応を把握し、適切に選択できるか否かが治療成績を大きく左右する。実際の臨床現場では、整形外科疾患の全てが手術の適応となる訳ではない。しかし、整形外科疾患の保存療法に関する情報は少なく、実際に何を行ったら良いのか困惑することも少なくない。そこで、本講演では、外固定の適用、NSAIDsなどによる疼痛管理、サプリメント使用の是非などについて概説する。
第1回「運動器疾患罹患率と関節疾患」 <----今の申込ページ
1. 運動器疾患は本当に少ないの?
2. 犬の痛みについて
3. 猫の変形性関節症
4. 肘関節形成不全の病態
5. 股関節形成不全の病態
6. 前十字靭帯断裂の病態
7. 膝蓋骨脱臼の病態
第2回「運動器疾患の治療戦略」
1. OAの治療法の選択
2. NSAIDsの有効性
3. 軟骨保護サプリメントの効果
4. その他の製剤について
5. 脱臼/亜脱臼/捻挫の治療法選択
先天性肩関節脱臼 外傷性肩関節脱臼
外傷性肘関節脱臼 外傷性股関節脱臼
第3回「骨折の治療法選択と固定法」
1. 骨折の種類と評価
2. 内固定法の比較
3. 治療法の選択基準
4. 知っておくべき整復方法
5. 外固定の適応症と種類
6. まとめ
[3] 基本的な手技とアプローチ法
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整形外科の手術は、一般外科と異なり使用する器具が煩雑で種類も多い。そのため、どの器具が必要で、どのようにして使用するのかを知っておく必要がある。また、手術を行う前の術野の準備や保定方法も一般外科とは異なるところが多い。機能障害や合併症を生じさせないためには、目的とする関節や骨への正しいアプローチ法を知っておく必要がある。本講演では、入門編として、代表的な整形外科疾患に対する標準的な術式についても紹介する。
第1回「外科準備のポイントと基本器具」
1. 術前準備のポイント
2. 消毒・着法
3. ドレープの種類と基本
4. 整形外科で用いる器具
5. 骨折手術で用いる器具
6. 髄内ピンについて
7. プレートについて
第2回「知っておきたい各部位へのアプローチ法」
1. 橈尺骨骨幹部骨折
(概論/アプローチ/内固定法/海綿骨採取/その他)
2. 大腿骨頭頸部切除術(FHNO)
(術式の多様性/基本手技)
3. 前十字靭帯断裂
(分類と方法/Flo関節外固定法)
4. 膝蓋骨内方脱臼の整復
(外科手術方法/膝蓋骨内方脱臼整復術)
5. 胸腰椎部椎間板
(脳神経外科の特殊器具/片側椎弓切除術
6. まとめ
[4] 術後管理と機能回復
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整形外科の手術後には、動物の一般状態や術創の状態を監視および管理して、合併症の防止と機能の回復を図ることが重要である。これらのことは、手術成績に直結することが多いため、決して軽視することができない。また、骨折や関節の手術を行った後の機能回復には、リハビリテーションが重要な位置を占める。本講演では、整形外科の手術後に有用なリハビリテーションを中心に、各々の療法の適応、方法、至適時期についても概説する。
第1回「術後管理」
1. 術創の保護
2. 術後感染について
3. 創外固定の管理
4. 痛み止め
第2回「治療戦略におけるリハビリテーション」
1. リハビリテーションの目的
2. リハビリテーションの実際
(計画/評価/種類/道具/効果)
3. 疾患別リハビリテーション計画
骨折 変形性関節症
関節外科(術後) 前十字靭帯断裂術後
膝蓋骨脱臼(術後) 椎間板ヘルニア
第3回「リハビリテーションの種類」
1. ケージレスト/マッサージ療法
2. PROM/ストレッチ/屈伸運動
3. 自転車漕ぎ運動/ひっこめ反射/起立訓練
4. タオル・スリング/カートセラピー
5. 姿勢反応改善/バランス訓練/ボール運動
6. 自発的運動療法/歩行訓練
7. バランス運動/ハイドロセラピー
8. 猫のリハビリテーション
9. 物理療法
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▽「1から始める整形外科の基礎講座 3/10」(冒頭部分)
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