血液異常を診極める!(後半) [ 全5回シリーズ ]

血小板・血液凝固系異常を見過していませんか?

  • 獣医師
  • 血液学


開催日時
2015年6月9日 (火)〜2015年10月13日 (火)
開催時間
20:00 〜 22:00
会場
AP品川 B/Eルーム
ステータス
受付終了

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開催日時 第1回 2015年6月9日 (火) 20:00 〜 22:00
第2回 2015年7月14日 (火) 20:00 〜 22:00
第3回 2015年8月11日 (火) 20:00 〜 22:00
第4回 2015年9月8日 (火) 20:00 〜 22:00
第5回 2015年10月13日 (火) 20:00 〜 22:00
シリーズ 全5回
講師
藤野泰人
浦安中央動物病院/大田中央動物病院

1999年に日本獣医畜産大学(現日本獣医生命科学大学)獣医学科を卒業後、東京大学大学院農学生命科学研究科博士課程(獣医学専攻) を修了。
2003年より南カリフォルニア大学(USC)医学部病理学研究室にて研究員を務め、2005年より東京大学大学院農学生命科学研究科獣医内科学研究室および東京大学附属動物医療センター内科系診療科の教員に従事する。
2015年4月より浦安中央動物病院、大田中央動物病院、およびCytoVet Adviserの血液・骨髄・細胞診断医を兼務する。

開催地 東京
会場 AP品川 B/Eルーム ( 公式ホームページ )
定員 24名
受講料 通常会員価格: 50,000円/人, 有料会員価格(会員価格とは): 50,000円/人
協力
備考

【復習用動画】あり
※決済後のキャンセル及び欠席分の受講料返金はできません
※講義中のビデオ録画、録音機器での録音はご遠慮下さい
※受講は申込者のみとなり代理受講はできません

内容

[第1回] 2015年06月09日(火)
血小板異常の病態鑑別と治療
 ・血小板増加症/減少症の鑑別について
 ・関連病態や治療のトピックス
  
[第2回] 2015年07月14日(火)
骨髄検査の基本と適応 part1
 ・骨髄穿刺方法/標本作成/評価方法
 ・適応病態について
  
[第3回] 2015年08月11日(火)
骨髄検査の基本と適応 part2
 ・検査適応となる様々な病態
 ・実践的症例解説
  
[第4回] 2015年09月08日(火)
血液凝固線溶系異常の病態鑑別と治療 part1
 ・検査方法とその解釈
 ・凝固因子異常症の診断と対応
  
[第5回] 2015年10月13日(火)
血液凝固線溶系異常の病態鑑別と治療 part2
 ・播種性血管内凝固(DIC)の病態/診断/治療
 ・様々な血栓症の病態/診断/治療
   
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「血液凝固系疾患の危険性」
血小板や血液凝固線溶系因子の数的・質的異常は様々な疾患の一徴候として頻繁に遭遇し、しばしば重篤な病態が原因となっていることがあります。いずれも減少や機能低下を生じた病態では、出血傾向を呈する危険性があり、出血の場所や程度によっては致死的状態に陥ることもあり得ます。
  
「とりあえずステロイド?」
そのため、血小板や血液凝固線溶系の異常を診逃さずに検出し、それらの異常を引き起こしている原因を的確に鑑別診断し、適切な治療を実施することが患者様の救命への最短コースとなります。原因疾患を診断する前に「とりあえずステロイド投与」としてしまうと、病態が不明瞭となり、適切な治療ができなくなったり、対応が遅れたりしてしまうことがあり、結果的に救命への道筋を逸らしてしまうかもしれません。
  
「最速・最適アプローチと検査とは?」
本講演では、血小板や血液凝固線溶系の異常を呈する患者様が来院して慌てずに、何をするべきかを即座に判断できるように、主な鑑別疾患と臨床アプローチを整理して解説します。病態鑑別に必要となる検査アプローチや臨床検査データの解釈法、関連病態の治療に必要な最新情報などは基本的な講演内容として、さらに血液異常の病態鑑別において重要な骨髄検査についても、実施方法、評価方法、適応など症例紹介を交えながら実践的に解説いたします。講演全体を通して、様々な臨床検査における画像写真や病態把握のためのイラストなど、より印象的に且つ理解が深まるようにビジュアルとしても観て頂きたいと思います。
  
血液検査に対して初心者でも充分に理解できる内容で構成しています。確定診断に自身がない方、更に症例を相談したい方や骨髄検査法を学びたい方も、ぜひこの機会にご参加下さい。

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