救急疾患ケーススタディ [ 全3回シリーズ ]

コントロールできなかった救急疾患から学ぶ

  • 獣医師
  • 救急


開催日時
2017年12月6日 (水)〜2018年2月14日 (水)
開催時間
19:30 〜 21:30
会場
ハロー貸会議室新宿Dルーム
ステータス
受付終了

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開催日時 第1回 2017年12月6日 (水) 19:30 〜 21:30
第2回 2018年1月10日 (水) 19:30 〜 21:30
第3回 2018年2月14日 (水) 19:30 〜 21:30
シリーズ 全3回
講師
杉浦洋明
横浜動物救急診療センター(VECCS横浜)院長

2006年に東京農工大学を卒業し、浜松市の一次診療病院に入職。2012年からDVMsどうぶつ医療センター横浜 救急診療センターへ入職し、約10年間にわたり夜間救命救急医療に従事。2022年6月より横浜動物救急診療センター(VECCS横浜)を立上げ、地域の獣医領向上と安定を目指す。

開催地 東京
会場 ハロー貸会議室新宿Dルーム ( 公式ホームページ )
定員 40名
受講料 通常会員価格: 18,000円/人, 有料会員価格(会員価格とは): 3,000円/人
協力
備考

【復習用動画】あり
【有料Web配信】あり

内容

■このセミナーで学べること

不本意にもコントロールできなかった症例について、我々獣医師はどうしても口を閉ざしてしまいがちです。できることなら上手くいった症例だけを発表したい。けれど、本当の進歩は失敗症例から始まるものです。私の二の舞にならぬよう、、、。コントロールできなかった症例から見えてくる、よりよい治療を探ってみたいと思います。

■セミナー各回の内容

〇第1回 「心源性肺水腫治療」
*トイプードル(避妊済)10歳

[治療経過]
僧帽弁閉鎖不全症に起因する心原性肺水腫。酸素室内で通常の利尿治療を行っていたが、改善せず。呼吸停止間近と思われ、挿管し陽圧換気を開始した。多量の水を排出させ、酸素分圧を改善させることはできたが、乏尿及び高炭酸ガス血症から抜け出すことができず。最終的には脳死状態で死亡。

[考察のポイント]
急性に悪化する心源性肺水腫に対し挿管・陽圧換気をするに当たり、心得ておくべきポイントとは?

〇第2回 「心源性肺水腫治療」
*猫(去勢済)12歳

[治療経過]
元気食欲低下。膿胸と診断。膿を穿刺抜去して抗生剤と点滴治療をしていたが・・・。6時間後には意識レベル、バイタルサインは顕著に低下。胸腔ドレーンを入れて胸腔洗浄を開始したが敗血症を脱することができず、来院5日で死亡。

[考察のポイント]
敗血症治療に手加減はいらない。積極的な介入はどの時点ですべきだったか?

〇第3回 「腹腔内出血」
*チワワ(去勢済)9歳

[治療経過]
急性虚脱、ショック状態で来院し、脾臓からの腫瘍性腹腔内出血と診断。1時間程の点滴治療の後、手術に臨んだ。脾臓摘出が済み、無事手術を乗り越えたかに見えたが・・・。突如徐脈に陥り、あっという間に心肺停止に。心臓マッサージもエピネフリンも効果なく、手術台の上で死亡。

[考察のポイント]
来院以降のモニタリングは適切であったのか?術中に心肺停止を予期できる数値は無かっただろうか?

■参加にあたってのお願い
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