尾側頚椎固定術へのはじめの一歩 ウォブラー症候群を中心に

  • 配信期間
  • 2020年2月3日(月)12:00 〜 2020年6月30日(火)18:00
  • 749人が興味をもっています
このWEBセミナーは2019/6/3〜10/31に配信した動画の再配信です。
既にご購入いただいた方はご注意ください。

尾側頚椎固定術の基本的な考え方&術式の選び方を習得!

神経外科は「難しい!」「とっつきにくい!」というイメージがありませんか?重要なのは解剖をよく理解して望むことです。そしてまずは腰部の片側椎弓切除術を導入としてトライし経験を積んでいくことをお勧めします。ここでは、尾側頚椎固定術の中でも最も多いウォブラー症候群を中心に診断と外科治療の解説を行います。まずは尾側頚椎の解剖をもとに目的と方法を理解します。それをもとに、病態に基づく術式組み合わせの選択方法を、さらには現在主流になりつつあるモノコーティカルについて、プレートを用いた手技について、初心者でも分かりやすく解説します。
※このWEBセミナーは実習セミナー内の[講義部分]だけを配信しています。予めご理解頂いた上でご覧ください

講師の感じる課題

  • 初期段階では腰部椎間板ヘルニア/腰部痛と間違えやすい
  • 診断法・治療法が獣医師によって多数存在するので選択が難しい
  • 教科書通りのピン挿入はリスクが高い

この動画で学べること

  • 数ある手術法の中でも基本手技を復習
  • 現在主流になりつつあるのモノコーティカルについて
  • 様々なプレートを用いた安定化の実例
講師

藤岡透倉敷動物医療センター アイビー動物クリニック 院長

1993年に岐阜大学農学部獣医学科を卒業。動物病院への勤務を経て、ウィスコンシン州立大学獣医学部(アメリカ、ウィスコンシン州マディソン)研究員として研修。2001年にアイビー動物クリニック開院。
AOVET Small Animal Principles Course 修了
AOVET Small Animal Advances Course 修了
難易度

基  礎

アドバンス

対象
  • 1年目
  • 3
  • 5
  • 7
  • 9
  • 11
  • 13〜
動画一覧
  • 1

    尾側頚椎固定術へのはじめの一歩

    セミナー内容
    1. 尾側頚椎固定術の適応疾患
    2. ウォブラー症候群
      • ウォブラー症候群について
      • 静的病変と動的病変の違い
      • 病態で選ぶ検査法・評価
    3. ウォブラー症候群内科的治療
    4. ウォブラー症候群外科的治療
      • 分類
      • 減圧+安定化
      • 減圧+安定化+骨癒合
      • 椎間インプラント+ロッキングプレート
    この動画で学べること
    • ウォブラー症候群の基礎知識
    • 中高齢大型犬に多い原因と若年齢超大型犬に多い原因
    • ウォブラー症候群における3つの病態
    • 腰部椎間板ヘルニア・腰痛と誤診しやすい理由とは?
    • 静的圧迫と動的圧迫における画像評価の違い
    • MRIにおける牽引反応性病変の評価方法について
    • 内科治療による改善率は?
    • 背側椎弓切除/腹側減圧術/片側椎弓切除/伸延固定の組合せ
    • 数ある術式の中から絞り込むための4つの要因
    • 外科治療の基本的な考え方は「減圧+安定化」
    • 病態別の術式の選び方(椎間板による圧迫の場合)
    • 病態別の術式の選び方(骨による圧迫の場合)
    • バイコーティカルvsモノコーティカル!どちらが有用?
    • 腹側減圧術の顕微鏡化手術におけるビデオ解説
    • ロッキングプレートとチタンプレートの力学的違いとは?
    • 椎間インプラント+ロッキングプレートの実症例動画
    このセミナーは電子版シラバス付きです